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12.バスバー の作業により、バスバーが表板の内側形状に合わせて加工できましたらバスバーを表板にニカワ付けします。
このニカワ付けに関しましては、作業の難しさもありますが使うニカワ液の濃さが一つのポイントになると思います。
基本的には今後バスバーを外す予定はないので(バスバーとしての効果がなくなってきたと判断できた場合はバスバー交換という作業が必要になることもあるかと思いますが)、外れることのないようにしっかりと新しいニカワで適度な濃さを持ったものを用意します。
この“適度な濃さ”に対する経験が求められるところであると思います。当然、薄すぎると必要な接着力を得ることが出来ませんが必要以上に濃いと接合面にニカワの層が出来てしまい表板とバスバーが一体となっているべきという点で不満を感じます。そのように考えるとここまで行ってきたニカワ付けにおけるニカワの濃さよりもほんの少し濃い目という感覚かと思います(これまでのニカワの濃さが正しければという前提での話ということになりますが)。判断としては事後確認となってしまいますが、少々濃すぎたかと思う程度のニカワを使って取り付け後に接着面にニカワの層が見えなければ大成功ということになるかと思います。
続きです→12-a-1.貼り作業(1)
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