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12-a-1貼り作業(1)の続きとなります。
バスバーが取付位置からズレないように注意しながらバスバー用クランプを使って締めていきます。
f字孔まで完成した表板は薄くて柔らかくしたがって剛性も十分ではないという状況であり、そしてクランプは重く、しかも6mm幅というバスバーを表板平面(横板との接着面が作る平面)に対して垂直にニカワ付けする(垂直につけない考え方もあるようです)という作業ですので多少の要領を必要とします。
下の画像のように、それぞれのクランプの先(コの字部分)を適当な木で受けて表板を全体的に水平にセットしバスバーにねじれの力を与えないようにします。クランプの締め付け圧力はバスバーに垂直に作用するようにして表板に対してバスバーが真っ直ぐに付くように調整します。
クランプが2,3本の時は少し不安定な状態ですが、4,5本付くようになると比較的安定してきますので作業がしやすくなると思います。
一通りの作業が終わりニカワが固定されるまでに1日ほどおいておきたいので、クランプを付けたあとは1日その状態となり、その領域を占領されてしまいます。次の作業工程を考えて邪魔にならないところで行うと良いでしょう。