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5.アーチ出し

(注記)

「アーチ出し」の内容は表板、裏板の作業に共通していますので 5、5-a、5-b については表板・裏板における作業として参考にしてください。なお、ここの掲載画像は裏板作業時のものを使っています。

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アーチ出しとはバイオリンのボディーのふくらみをノミ・カンナ等を用いて作り出す作業です。
表板・裏板の両方に行いますが、それぞれのアーチは微妙に形状が異なります。

 

このアーチ形状は楽器の音響特性に大きな影響を与えますので、そのための知識・経験が大変重要となります。

豊富な知識・経験を持つことにより、「音色等のバイオリンの特徴を制作者の狙い通りに仕上げることが可能になるはず」と期待しますが、

当然、これには材料の性質、板の厚みなども大きな要素になりますので大変難しい作業となります。

 

このサイトでは、残念ながらこの点に関する内容は記述していません。

いえ、“記述できません”というのが正直なところであります。

視点を変えて「ここら辺りがバイオリン製作の面白いところ」と考えるのも楽しいかと思います。

申し訳ありません、、、
 
次は→5-1荒削り

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