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サドルは表板のローアーバウツの最下部に表板の一部を削り落として(注)、ニカワ付けされます.。
(注)ここでは表板の厚みすべて(4mm)を削り落としますが、その他に表板の上面より厚みの半分程度を削り取って付ける場合もあります。
サドルに関連するパーツとしては先ずテールガットとですが、テールガットにはテールピースが取り付けられていて、そのテールピースの場所が表板との間隔に関連し、さらにはテールピースの取り付けがアゴ当てのセッティングにも関係してくるのでその形状については単にエンドピンに向かうテールガットの受けという観点だけではない注意が必要となります。といいましてもテールピースやアゴ当てには様々な形状があるので、それらすべてに対応するようにサドルを作るのは困難な面もありますが、ここでは概ね間違いがないと思われる形状で話を進めたいと思います。
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サドルは横幅を33mm、高さを8mm、そして奥行きはパーフリングの内側の線より2mm程度さらに中に入るようにします。したがって、この部分のパフリングは切り取られることになります。この形状でサドルが取り付けられる部分の表板を平ノミで削り取りますが、その結果下ブロックおよび横板の断面が現れて
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いきなり完成の幅まで広げずサドルと様子を見ながら少しずつ広げます。